Unityと相対性理論(思考実験風)

最近連続して物理的な観点でUnityに関するブログを書いてきました。

そこで気になったのがUnityのゲーム上では光の速度を越えられるのかというものです。

 

Unityでの最高速度

ものはためしで座標の1を1mと想定して光の速度c=3*10^8の速度以上をスクリプトで与えてみるとどうなるのかなと思ったんですが普通に出来ました。

しかしよくよく動かしているオブジェクトの座標を見てみると想定の挙動をしているかどうかという点では全然動いていませんでした。時間と距離はこんな感じです。

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おおよそ5000m/sぐらいですかね。

要するにUnity上での最高速度は5000/sって言うことになりますね!(一応座標上でなので単位は/sとしています)

光の速度を越えることは出来ませんでした残念・・・

ちなみに3000/sで設定させてみると

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こんな感じです、きちんと1秒で3000ぐらい動いていることができます。

やはり最高速度は5000/sってことになりそうですね。

 

これってもしかして個人のPCスペックによるとかありますかね?

すごいありそうな予感がします。

 

思考実験

 

ここから思考実験的なやつなのですが、

今回は座標の1を1mとしましたがたとえば1000kmだったとすると私のPC上のUnityでも光の速度を越えることができるということがいえますよね。なんだかせこいですが

それに伴ってすべてのスケールを調整してそのサイズで世界を作ると光の速度以上の動きが出来る世界が完成しますよね。

そしてその世界に物理法則を再現するとその世界はどうなってしまうのでしょうか?

AIが発達してゲーム上でも人間みたいな生物が生きるようになるとどんな世界になってしまうのでしょうか?

というものです。

これが気になって私は寝れそうにありません。